◇社員が賞与から募金
チョコレート製造メーカー「メリーチョコレート」(大田区大森西7)の社員が、「カカオの原産国ガーナに恩返しを」と募金を集め、農村の小学校に図書館をプレゼントした。深刻な教科書不足に悩む地域に住む子供たちに希望を与えた。3年前に起きた新潟県中越地震では、保存食チョコレートを被災者に配った。多様で個性ある社会貢献が会社のカラーになっている。【杉本修作】
社員は、年末の賞与から募金し、これまでも工場のある自治体などに寄付している。募金の新たな使途を検討していたところ、一昨年末、発展途上国の支援を進める国際NGO「プラン・ジャパン」から図書館建設を提案された。
メリーチョコレートが使用するカカオの約3割がガーナ産。同国に恩返しをしたいと、南部にあるアコチ小学校に図書館を作ることになった。南部の農村では3人に1冊の教科書しかなく、子供たちは授業以外で勉強することも家で復習することもできないという。
「もっと勉強のチャンスを与えたい」と昨年7月から建設を始め、建設費と図書購入費計148万円余りはすべて社員の募金で賄われた。
昨年12月に完成した図書館は子供たちに大人気。電灯も設置され、暗くなっても夢中で読書をする子供もいるという。
被災者のための保存食チョコレートの製造も同社の社会貢献の柱だ。95年1月の阪神大震災の際「バレンタインデーのために買っておいたチョコレートが非常食になりました」という被災者からの投書をきっかけに製造を始めた。
新潟県中越地震(04年10月)では被災者にチョコを配り、歓迎された。同社広報部は「人が困っているときに手を差し伸べるのは当たり前のこと。これからも地道に活動を続けていくことが大切だと思います」と話している。
チョコレート製造メーカー「メリーチョコレート」(大田区大森西7)の社員が、「カカオの原産国ガーナに恩返しを」と募金を集め、農村の小学校に図書館をプレゼントした。深刻な教科書不足に悩む地域に住む子供たちに希望を与えた。3年前に起きた新潟県中越地震では、保存食チョコレートを被災者に配った。多様で個性ある社会貢献が会社のカラーになっている。【杉本修作】
社員は、年末の賞与から募金し、これまでも工場のある自治体などに寄付している。募金の新たな使途を検討していたところ、一昨年末、発展途上国の支援を進める国際NGO「プラン・ジャパン」から図書館建設を提案された。
メリーチョコレートが使用するカカオの約3割がガーナ産。同国に恩返しをしたいと、南部にあるアコチ小学校に図書館を作ることになった。南部の農村では3人に1冊の教科書しかなく、子供たちは授業以外で勉強することも家で復習することもできないという。
「もっと勉強のチャンスを与えたい」と昨年7月から建設を始め、建設費と図書購入費計148万円余りはすべて社員の募金で賄われた。
昨年12月に完成した図書館は子供たちに大人気。電灯も設置され、暗くなっても夢中で読書をする子供もいるという。
被災者のための保存食チョコレートの製造も同社の社会貢献の柱だ。95年1月の阪神大震災の際「バレンタインデーのために買っておいたチョコレートが非常食になりました」という被災者からの投書をきっかけに製造を始めた。
新潟県中越地震(04年10月)では被災者にチョコを配り、歓迎された。同社広報部は「人が困っているときに手を差し伸べるのは当たり前のこと。これからも地道に活動を続けていくことが大切だと思います」と話している。